子供が転んで顔に擦りキズ!湿潤療法ってどうやるの?
小さい子供は転んだり、ぶつけたり、小さいケガはしかたないですよね・・・。
病院にいくほどの大きなケガなら迷わないのですが、問題は自宅でなんとかできそうな時。
外遊びではひざやひじ、手の平なんてよく転んで擦り傷を作ってきますが、気になるのは顔!!
手当てしたのに残ったキズが何個もある自分、子供の顔にはキズを残したくないので調べてみました。
・湿潤療法(モイストヒーリング)って何?
私が子供の頃は、オキシドールで消毒→赤チンを塗る、絆創膏を張ってみるといった手当てでした。
乾燥させてかさぶたができたらそのうち治る!という方法が一般的というかこれ以外なかった。
この方法が常識だと思っていたのですが、湿潤療法と言われる乾燥させない方法があるそうです。
湿潤状態を保持することでキズを早く、痛くなく、キレイに直すって!こっちのほうがいいですよね。
ケガをしたら血もでますが、ジクジクした体液(湿潤液)のようなものも出ます。
人間にはケガをすると自然に治す力があり、この湿潤液を皮膚の表面にキープすることが大事だとか。
・湿潤療法のやり方は?出先のときは?
湿潤療法ではまず消毒は行わず、流水でよく傷口を洗い流します。
消毒は菌より人の細胞の方がダメージをうけるので、水道水で砂や汚れをおとすだけで十分だとか。
動物にかまれたり、枝や錆びた釘でケガをした時は菌が入り込む可能性が高いので消毒は必要です!
(というかこんなときはキズが深かったりするので病院行きましょう。)
水道水で洗ったらキズ回りの水分をふき取って、キズ口が乾燥しないように覆います。
ラップで覆ってテープなどでとめればいいのですが、出先でこの設備はないですよね?
とりあえず絆創膏を貼ってキズ口を保護しておき、傷口が乾かないうちに帰宅してからやり直します。
ラップやテープは一日ごとにとりかえて、キズ口が化膿してないかとかちゃんと見てくださいね!
・高機能絆創膏を使ってみる?
ラップやテープで覆うといっても、キズの場所や大きさで上手くできないことの方が多いかも。
最近では、薬局などに行くと湿潤療法用の高機能絆創膏が売られています。
ただし高い!10枚入りで800円とかします。
種類もいくつかありますが、一番よくみる「キズパワーパッド」を購入してみました。
様子を見ながらという説明書をよく読んで、2~3日貼り続け、一度交換して6日間くらい貼りました。
粘着力も強く、子供も気にすることなく貼っていられたので買ってよかったです。
私は不器用なので、自分でラップとかしても上手くできる自信がありませんので・・・。
6日間貼って皮膚が赤みを帯び、皮膚が再生されているのを確認してはずしました。
しばらくは皮膚が薄いので、日焼けをしないように注意が必要です。
公園の駐車場についてすぐのアスファルトで、顔からこけた娘はテンション下がりまくり・・・。
旦那が救護室に連れていってくれたのですが、がっつり消毒して大きな絆創膏をはってもらいました。
湿潤療法なんて知らない旦那、ありがとうとは言いましたが「最近はコレが主流よ」と情報提供。
まだまだ浸透してしてないんですよね!我が家的には顔だけは湿潤療法していこうと思います。